
インタビュー記事 江藤 学
一橋大学の江藤学教授(元経済産業省認証課長)は、日本企業が品質で戦うための3つの武器を挙げ、標準化をビジネスツールとして活用することで、自社の品質を差別化領域にする戦略を提唱しています。本稿では江藤氏に、この3つの武器の使い方を紹介いただくと共に、標準化を活用して自らの品質を差別化領域にするための戦略について語っていただきました。
日本品質保証機構(JQA)は、JQA審査アカデミーを2021年7月に開設しました。これは、ISO審査員という仕事に関心のある人や将来ISO審査員への転身を考えている人を対象にした、ISOマネジメントシステム審査に必要な知識や力量の一部を6回にわたる通学講義・演習によって学習することができる研修コースです。
BSIジャパンは2021年夏からBSI監査員資格の登録サービスをスタートさせました。これは、BSIが提供する所定の研修を修了し試験に合格した人に監査員資格を付与するもので、資格レベルはプラクティショナー、プロフェッショナル、認証プロフェッショナルの3段階で、それぞれに内部監査員資格と主任審査員資格とがあります。
現在起きている日本企業の品質や技術継承の問題の原因の1つはナレッジマネジメント不足にある・・・ナレッジ・アソシエイツ・ジャパン代表取締役社長の荻原直紀氏はそう強調しています。荻原氏によるISO 30401の解説と同規格を活用した日本企業への処方箋を提示した魅力的な論考です。
日本で唯一JIS Q 45100(日本版OHSMS規格)の審査を実施している中央労働災害防止協会(中災防)が、JIS Q 45100を中心に発行経緯、有効性、認証スキーム、規格要件、審査の特徴、認証取得のポイントなどについて、アイソスで詳細に解説してくれました。その連載の一部を掲載しています。
『インターネット・バイ・デザイン』の著者にして、東大30%節電の立役者である江崎浩・東京大学教授によるニッポンへの警告文です。「もう周回遅れなんだから、本気でインターネットやらないとダメよ」というわけです。連載第3回くらいから筆が乗って来たみたいで、「罠」を連発し、読者を挑発しています。
IBMで2020年までクラウドシステムの情報基盤を担当し、企業のDX推進をリードして来た山下克司氏が、同社を退社して独立起業されたのを機に連載を依頼しました。この連載では、企業システムのDX(デジタルトランスフォーメーション)を獲得するために行う、品質をベースにした情報基盤のあり方について解説いただきました。
飯塚悦功さん(東京大学名誉教授)が2012年3月2日に東京大学で行った最終講義の全文を掲載しています。テーマは「品質、この深遠なる概念に魅せられて」。飯塚さんは、ご自身の経歴紹介、これまで取り組んできた学問の概要、そして本題である「品質概念」について、約1時間40分にわたり熱弁を振るいました。
砂川清栄さん(グローバルテクノ代表取締役)の著作『マンガでわかるISO 9001』の主要部分をアイソスで1年にわたって連載します。期間は2021年10月号から2022年9月号までの12回掲載です。今回はその一部をご紹介します(2021年11月号掲載)。新人研修やISO研修などの教材に使えると思います。