インタビュー記事 江藤 学

一橋大学の江藤学教授(元経済産業省認証課長)は、日本企業が品質で戦うための3つの武器を挙げ、標準化をビジネスツールとして活用することで、自社の品質を差別化領域にする戦略を提唱しています。本稿では江藤氏に、この3つの武器の使い方を紹介いただくと共に、標準化を活用して自らの品質を差別化領域にするための戦略について語っていただきました。

インタビュー記事 小川 紘一

エレクトロニクス分野で製品イノベーションを主導していた日本企業が量産化のステージに入ると市場撤退に追い込まれました。この背後で起きていたのがオープンアーキテクチャの広がりであり、オープン&クローズ戦略の台頭でした。21世紀のオープン&クローズ戦略とは何か、日本企業再興の条件として同戦略を提唱する小川紘一氏から話を聞きました。

インタビュー記事 近藤 崇史

環境省内で「環境を経済の真ん中に置く」という発想で始まったのが環境経済課であり、その中で経済の血流である金融からアプローチするべく、金融機関出身者が大半を占めるチームで構成されたのが環境金融推進室です。室長を務める近藤崇史氏に、日本のサステナブルファイナンス施策、トランジション・ファイナンス政策、ESGを通じた企業のクリエイティビティの発揮などについて話を聞きました。

インタビュー記事 秋田 恵菜

国際標準化活動は民間主導の取組みであり、国際エキスパートの多くは企業のベテラン世代が担っていますが、2050年に向けた長期戦略を考えると30代の若い世代の参画が必須になってきます。経済産業省産業技術環境局国際標準課の秋田恵菜課長補佐から、最近の国際標準化動向と日本の活躍、若い世代に向けた国際標準化研修や標準化活動の面白さについて話を伺いました。

JQAの
ISO審査員職務体験講座

日本品質保証機構(JQA)は、JQA審査アカデミーを2021年7月に開設しました。これは、ISO審査員という仕事に関心のある人や将来ISO審査員への転身を考えている人を対象にした、ISOマネジメントシステム審査に必要な知識や力量の一部を6回にわたる通学講義・演習によって学習することができる研修コースです。

BSIの
監査員資格の登録サービス

BSIジャパンは2021年夏からBSI監査員資格の登録サービスをスタートさせました。これは、BSIが提供する所定の研修を修了し試験に合格した人に監査員資格を付与するもので、資格レベルはプラクティショナー、プロフェッショナル、認証プロフェッショナルの3段階で、それぞれに内部監査員資格と主任審査員資格とがあります。

大野香代による
ISO 14030シリーズ解説

ISO 14030(グリーン債)シリーズの解説の執筆を大野香代氏にお願いしました。本稿は、同連載最終回(2022年3月号)の抜粋記事であり、ISO 14030シリーズを取り巻く国際規格について整理し、国内のグリーン債の推進に向けてISO 14030シリーズをどのように活用することができるかについての提言が掲載されています。

角野裕哉による
小水力発電 × SDGs

中部大学ESDエコマネーチームは学生主体の標準化教育や標準化教材の開発・普及に取り組んでいます。アイソスでは同チーム卒業生が社会人になって、大学で学んだ標準化の知見を職場でどのように活用しているかを連載で紹介しました。今回は連載第3回として角野裕哉氏の「小水力発電 × SDGs」の取組みを紹介します。

連載記事(前編) 飯塚悦功

飯塚悦功氏(東京大学名誉教授)が2年間かけてアイソスに執筆した大作『持続的成功を実現するための武器 〜品質管理の基礎を学ぶ』(2018年4月号〜2020年3月号に連載)を全文掲載。「前編」では、その前半1年分の記事を載せており、品質管理の系譜、TQMの構成要素、品質保証、クレーム処理、プロセス管理、標準化、継続的改善などを扱っています。

連載記事(後編) 飯塚悦功

飯塚悦功氏(東京大学名誉教授)の大作『持続的成功を実現するための武器 〜品質管理の基礎を学ぶ』の「後編」では、最初に人間尊重経営(人の質の管理、全員参加、後工程はお客様)が説かれ、続いて、日本的TQMのメインテーマである「日常管理」「方針管理」を扱い、最後に継続的改善の基本技術として「問題解決」を詳細に解説していただきました。

荻原直紀による
ナレッジマネジメト

現在起きている日本企業の品質や技術継承の問題の原因の1つはナレッジマネジメント不足にある・・・ナレッジ・アソシエイツ・ジャパン代表取締役社長の荻原直紀氏はそう強調しています。荻原氏によるISO 30401の解説と同規格を活用した日本企業への処方箋を提示した魅力的な論考です。

中災防による
JIS Q 45100解説

日本で唯一JIS Q 45100(日本版OHSMS規格)の審査を実施している中央労働災害防止協会(中災防)が、JIS Q 45100を中心に発行経緯、有効性、認証スキーム、規格要件、審査の特徴、認証取得のポイントなどについて、アイソスで詳細に解説してくれました。その連載の一部を掲載しています。

青柳裕美による
食材調達基準GAP

日本GAP協会の青柳裕美さんに、世界のさまざまなGAP認証制度、GFSI(Global Food Safety Initiative:世界食品安全イニシアティブ)承認のGAP、その中でも東京オリンピック・パラリンピックにおける食材調達基準に採用されたASIAGAP、JGAP、GLOBAL.G.A.P.などについて解説いただきました。

野口和彦による
ISO 31000のポイント

アイソス2020年9月号の特集「企業が生き延びるためのリスクマネジメント」にて、横浜国立大学客員教授・野口和彦氏に「ISO 31000の改訂ポイントと活用の奨め 〜リスク管理からリスクマネジメントへ〜」をテーマとする論考を執筆いただきました。本ページではその全文を掲載しています。

コロナ禍における在庫確保と代替生産

緩衝包装材メーカー・株式会社生出(おいづる)は、医薬品の緩衝包装材も取り扱っており、供給のストップが患者の容体を左右するだけに、コロナウイルス感染によって業務停止が起こらないよう、二重、三重の代替生産体制を整えています。本記事では同社のコロナ対応の取組みの一部を紹介いたします。

江崎浩による
ニッポンへの警告

『インターネット・バイ・デザイン』の著者にして、東大30%節電の立役者である江崎浩・東京大学教授によるニッポンへの警告文です。「もう周回遅れなんだから、本気でインターネットやらないとダメよ」というわけです。連載第3回くらいから筆が乗って来たみたいで、「罠」を連発し、読者を挑発しています。

山下克司による
品質貢献の情報基盤

IBMで2020年までクラウドシステムの情報基盤を担当し、企業のDX推進をリードして来た山下克司氏が、同社を退社して独立起業されたのを機に連載を依頼しました。この連載では、企業システムのDX(デジタルトランスフォーメーション)を獲得するために行う、品質をベースにした情報基盤のあり方について解説いただきました。

橋田貴子による
アフターコロナのルール形成

グローバルに活躍する規格屋・デロイトトーマツコンサルティングのメンバーによる分担執筆で、COVID-19を踏まえた国際ルール形成の潮流をレポートします。第1回は同社の橋田貴子マネージャーが「欧州はグリーンリカバリーで世界を主導できるか」をテーマに、昨今の欧州グリーン関連標準化動向などを執筆。

斉藤信吾による
ISO 45001のポイント

ISO 45001による再認証審査が2021年秋から始まります。再認証のタイミングでOHSMSの見直しや再構築をする組織も多いと思いますので、この機会にISO/TC283(労働安全衛生マネジメント)の日本エキスパートである斉藤信吾さんのISO 45001の解説記事で、同規格の意図を再認識いただければと思います。

飯塚悦功教授 最終講義

飯塚悦功さん(東京大学名誉教授)が2012年3月2日に東京大学で行った最終講義の全文を掲載しています。テーマは「品質、この深遠なる概念に魅せられて」。飯塚さんは、ご自身の経歴紹介、これまで取り組んできた学問の概要、そして本題である「品質概念」について、約1時間40分にわたり熱弁を振るいました。

書籍 × アイソスのコラボ企画

砂川清栄さん(グローバルテクノ代表取締役)の著作『マンガでわかるISO 9001』の主要部分をアイソスで1年にわたって連載します。期間は2021年10月号から2022年9月号までの12回掲載です。今回はその一部をご紹介します(2021年11月号掲載)。新人研修やISO研修などの教材に使えると思います。

連載記事 菱沼雅博

TS 16949認証組織の方ならおそらく日本規格協会発行の同規格のポケット版和訳書をお持ちでしょう。同書の翻訳を主導し、同規格解説本も執筆している菱沼雅博氏が、アイソス読者向けにTS 16949のポイント解説を1年間連載していただいた記事の全文が掲載されています。自動車関連サプライヤーの品質担当者必読の読み物と言えるでしょう。

連載記事 水流聡子

水流聡子氏は、もともと医療の質の分野で高名な方ですが、今やサービス標準化における日本のリーダーです。ISO/TC312(エクセレンス イン サービス)の国内対策委員会委員長であり、ISO/TC312/WG 2(設計)の主査を担当しています。本連載では、サービスエクセレンスの国際規格化への議論の歩みと日本の取組み、サービスエクセレンス関連の規格などが紹介されています。

連載記事 奥野麻衣子

奥野麻衣子氏は、2008年からISO/TC207/SC1(環境マネジメントシステム)のエキスパートを務めるEMS規格における日本の重鎮です。ISO 14001規格に関する著書も多数あり、グリーンファイナンス・サステナブルファイナンスに係る金融の標準化にも従事。EMSの仕組みの中でいかに環境ファイナンスに対応するかについては、この人に聞くのが一番。

連載記事 市川芳明

市川芳明氏は、環境配慮設計とスマートコミュニティインフラにおいてISO規格開発を主導してきたコンセプト規格の第一人者であり、現在はSociety 5.0の国際規格化を画策中。日本が高付加価値で高収益のビジネスエコシステムを立ち上げるための標準化戦略を本連載で披露しています。この人の理論だけでなく実践も見たい方は「NEXCHAIN」で検索。