7月号の特集は「サーキュラーエコノミーの国際規格動向」


サーキュラーエコノミーとは、文字通り「経済」です。資源循環の考え方を経済の中に落とし込むことによって産業構造を変革し、その仕組みを国際規格にすることで、EUは産業的優位に立とうとしています。特に製造業においては、かつての日本、今の中国に対抗するために、サーキュラーエコノミーの国際規格はEUの有効な武器になります。そうなれば、まさにサーキュラーエコノミーとは「環境の産業化」(中村崇氏)と言えるでしょう。

サーキュラーエコノミーの国際規格化の議論が2018年からISO/TC323でスタート。TC内での議論は紛糾しているが、年内にDIS(国際規格案)を発行することはスケジュールで決まっていますので、この1年間が議論の正念場になると思われます。日本の産業界が特に強い関心を持っているのは、バリューネットワークにおける製品のサーキュラリティの測定と評価の仕組みの構築・運用と、その結果の情報を記載したPCDS(製品循環データシート)です。本特集では、経済産業省と産業環境管理協会の協力を得て、ISO/TC323国内委員会の委員長及び委員・事務局から、同TCでの規格開発状況と日本の対応などについて取材しました。



Viewpoint this monthでは、砂川清吾氏(グローバルテクノ社長)を取材


Viewpoint this monthでは、4月1日付でISO研修機関・グローバルテクノ新社長に就任した砂川清吾氏から話を聞きました。砂川清吾氏は1976年生まれ。ヒューレット・パッカードにて20年余り経理・財務を担当し、2017年日本HP取締役兼執行役員経理・管理本部長。2020年に日本HPを退職して、グローバルテクノに入社、常務就任を経て、現在に至ります。砂川氏に社長就任までの経緯、ISO業界の現状、今後の研修事業の取組みなどについて取材しました。



NEWS & REPORTSはサプライヤー監査の演習問題


今月のNEWS & REPORTSは、サプライヤー監査で監査員が遭遇する8つの場面を、実話をベースにした演習問題の形で提供しました。今回掲載された演習問題は、サプライヤー監査員の再教育のための教材としても活用できると思います。執筆者は、アイソスではお馴染みの青木明彦氏(IRCA登録 QMSプリンシパル審査員)です。