ごあいさつ

日本で唯一のISOマネジメントシステム専門誌

月刊アイソスは、その前身である季刊誌「システム規格」を1996年1月に創刊、1998年7月に誌名を「アイソス」と改題し月刊誌として発行、現在に至ります。ISOマネジメントシステムの専門誌であり、ISO 9001/14001をはじめ、ISO 45001(労働安全衛生)、ISO 22000(食品安全)、ISO/IEC 27001(情報セキュリティ)など、ISOマネジメントシステム全般を幅広く取り扱っています。

これまで標準化雑誌は、日本規格協会発行「標準化ジャーナル」、日科技連発行「クオリティマネジメント」、日刊工業新聞社発行「ISOマネジメント」などがありましたが、すべて休刊しており、ISOマネジメントシステムを専門的に扱う標準化雑誌は、現在当誌のみです。2021年1月で創刊25周年を迎えます。

ルールメイキング推進を支援

月刊アイソスの使命は、標準化と第三者適合性評価の活用による我が国の産業競争力強化とより良い社会の実現に向けて編集活動を通じて貢献することです。

第三者適合評価を世界規模に発展させたのはISO9000の功績です。同規格は個々の組織には「組織能力」を、社会に対しては「枠組み」の整備(認証制度)を求め、現在世界189ヵ国に認証が普及しています。この規格がベースとなって、近年、組織能力を求める国際規格の開発は、製品分野から「サービス分野」に拡大するとともに、社会的枠組みを求める大きな流れは、Industry4.0やSociety5.0の国際規格化など、「コンセプト規格」として発展しようとしています。

このような流れの中、日本としては国際標準化に受け身的な姿勢ではなく、みずからルールメイキングに積極的に参画することで自国の産業競争力を強化しなければなりませんし、国際標準をスペックとした第三者適合性評価制度を健全に発展させることでより良い社会の実現につなげる必要があります。

アイソスとしては、今日本で起こりつつあるルールメイキングの動きを推進させ、第三者適合性評価の健全な発展に取り組んでおられる方々を鼓舞すべく、意欲的に誌面活動を展開する所存です。


2020年5月25日
月刊アイソス発行責任者 中尾優作