書籍 × アイソスのコラボ企画

砂川清栄さん(グローバルテクノ代表取締役)が執筆した『マンガでわかるISO 9001』の主要部分をアイソスで1年にわたって連載します。期間は2021年10月号から2022年9月号までの12回掲載です。今回はその一部であるISO 9001:2015の箇条4についてのマンガと解説記事をご紹介します(2021年11月号掲載)。ISOに初めて接する方、品質管理の知識があまりない方、活字が苦手な方などにオススメです。また、社内で活用する場合は、新人研修やISO研修などの教材にも使えると思います。

会社の状況をチェックする

●Plan(計画)は何のためにある?
ISO 9001はPDCA(Plan:計画→Do:実行→Check:評価→Act:改善)サイクルを回しながら業務を改善していく仕組みです。では何のために計画するのか。それは、会社の問題を解決するためです。業績が伸びない、クレームが殺到するなど、健全な企業経営を邪魔する要因を取り除くことが何より大事です。

●大事なのは、問題に気づくこと
会社にとっての問題は、状況が変わるごとに常に変化したり、新たに起こったりします。大事なのは、この問題を経営陣をはじめ会社が正確に把握できているかどうかです。

●当たり前のことを当たり前に行うだけ!
製造または提供している製品・サービスに問題はないか、どんな課題をクリアしなければならないのか、当たり前と言えば当たり前の考え方ですが、ISO 9001ではこうした当たり前のことを、品質マネジメント(品質経営)の側面から、確実に、効率的に、徹底的に行うように求めているのです。

【ポイント】
納期どおりに製品をお届けする。できて当たり前のことが、できないことがあります。その原因は社内の問題であったり、社外の業者の問題であったりします。ISOでは最初に、そういった社内外の問題を全部総ざらいしましょうと言っています。まず解決すべき問題を抽出する−まさに基本中の基本ですね。