アイソス 特集 国際規格化が進むプラスチックの環境側面 [2022年8月号(7月10日発売)297号]

販売価格: 1,980円(税込)

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特集 国際規格化が進むプラスチックの環境側面

海洋流出するプラスチックの環境影響が世界的な問題になっており、ISOではその課題解決として、水中に含まれるプラスチックの分析方法や海洋中の生分解性能の評価方法等の標準化が議論されています。本特集では、プラスチックの環境側面の国際標準化を議論しているISO/TC61/SC14の活動内容を報告するとともに、特に日本の技術を生かした日本からの国際標準提案の動向も紹介します。

特集構成は、Part 1ではプラスチックに関する環境問題の概要とSC14全体(WG2-3を除く)の規格開発動向を解説するとともに日本の今後の課題を提言、Part 2ではSC14の中のWG2(生分解性)とWG3(バイオマスプラスチック)の活動報告とともに日本からの新規格提案を紹介、Part 3では、WG2コンビナーによる特別寄稿として、バイオプラスチックの歴史とその国際標準化の動向及び海洋生分解評価法を詳述します。

Viewpoint this month JACB新代表幹事に菅野良一氏就任

Viewpoint this monthでは、4月19日付で日本マネジメントシステム認証機関協議会(JACB)の新代表幹事に就任した菅野良一氏(日本検査キューエイ株式会社代表取締役社長)を取材しました。JACBは、ISO認証の更なる普及・発展、とりわけ社会・市場が大きく変化する中でのISOマネジメントシステムの一層の活用を今後の課題としています。菅野氏に、JACBの概要と最近の活動成果、今年度の活動方針と活動予定、今後の課題、就任の抱負について語っていただきました。


今回のNEWS & REPORTSは3本

今月のNEWS & REPORTSは3本です。1本目は、サプライヤー監査事例に対する理解のポイントと実際の監査対応について、IRCA登録QMSプリンシパル審査員である青木明彦氏による解説記事。2本目は、食品のリコール(自主回収)対応について、日本能率協会の藤原登紀生氏による提言。3本目は、組織がうまく対応できていない「リスク及び機会」への対策について、山口元之氏(ISMS/QMS/EMS審査員)がヒントを伝授してくれます。

目次(本文96ページ)


特集 国際規格化が進むプラスチックの環境側面

Part 1 ISO/TC61/SC14活動報告(WG2-3を除く)
誤解が多いプラスチックの環境側面に対し
ISOは世界の人々に科学的な判断を促す

取材先/ISO/TC61/SC14 国内審議団体事務局
日本プラスチック工業連盟(JPIF) 規格部 横山 利男 (よこやま としお) 氏
1984年大学修了後、住友化学工業(株)(現・住友化学(株))入社、千葉研究所で石油化学品関連プロセス開発担当。2013年日本プラスチック工業連盟へ出向、総務・環境部長等を歴任。現在に至る。2020年よりISO/TC61/SC11(プラスチック/製品)の国際コミッティマネジャーを務める。



Part 2 ISO/TC61/SC14/WG2-3活動報告
ホットな議論が展開される海洋分野で
日本は認証活用を踏まえた新規格を提案

取材先 ISO/TC61/SC14 国際エキスパート
日本バイオプラスチック協会(JBPA) 顧問 森 浩之(もり ひろゆき) 氏
1986年〜2015年ソニー株式会社にて機構設計、バイオプラスチックの製品応用開発に従事。2018年から日本バイオプラスチック協会顧問(技術担当)。ISO/TC61/SC14/WG2(プラスチック-生分解性)日本代表。




Part 3 ISO/TC61/SC14/WG2コンビナーによる特別寄稿
海洋生分解評価法のISO国際標準化
開発プロセスと審議状況の報告

執筆 ISO/TC61/SC14/WG2 コンビナー
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 標準化オフィサー 国岡 正雄(くにおか まさお)
1989年に東京工業大学で、土肥博士のもと、微生物ポリエステル共重合体の発酵合成とその物性で、博士課程を修了。同年、繊維高分子材料研究所に入所。幾度かの再編をへて、産業技術総合研究所に。バイオプラスチックの合成や複合材料の研究を行う。2005年頃から、生分解度、バイオベース度評価のISO国際標準化活動に従事。7件のISO提案、約10件を専門家として協力。2021年に標準化の貢献が認められ、「産業標準化事業表彰 経済産業大臣表彰」受賞。


NEWS & REPORTS

サプライヤー監査事例(実話)による演習問題で
監査員の再教育をはかる

執筆/青木 明彦 (あおき あきひこ)
IRCA登録 QMSプリンシパル審査員
電機メーカーの製造工場で製品の品質保証業務を担当。1996年本社品質本部でグループ会社全体のISO総合事務局を担当。2001年大手認証機関に出向してISO第三者審査を経験。2004年本社に戻り付加価値の高い内部監査の改革を担当。2015年グループ販売会社でQMS導入の支援を担当。ISO 9001規格を導入して構築したQMSが、経営ツールとして利用できる方法、経営トップが関与する内部監査に改善する方法など、事業活動とQMSを融合させる活動に取り組む。2019年これまでのQMSの知見の集大成として著書『ISOは実行』を出版。

日頃から信頼性と透明性の高い情報提供が求められる
危機対応時の体制を事前に整備して食品のリコール(自主回収)リスクと向き合え

執筆/藤原 登紀生(ふじわら ときお)
一般社団法人日本能率協会審査登録センター(JMAQA)審査部 OHSMS技術部長
食品製造業から損害保険調査会社を経て、2015年に日本能率協会に入職。食品産業の事故原因調査を経験する中で、食品事故を未然に防ぐことを使命と認識し、現職に至る。中小企業診断士、マネジメントシステム審査員(食品安全、労働安全衛生、事業継続、品質、環境)、衛生工学衛生管理者。


組織がうまく対応できていない「リスク及び機会」
その原因と対応方法を提案

執筆/山口 元之(やまぐち もとゆき)
ISMS/QMS/EMS 審査員
名古屋大学経済学部卒業。1976年中央信託銀行株式会社入社。営業店経験後、証券系システムの設計開発、各種システム基盤の構築と運用管理を経験。情報処理システム監査技術者合格後、業務監査・システム監査に従事。銀行退社後、株式会社日本環境認証機構にてISMS/QMS/EMSの審査に従事。現在は個人としてISO審査関連業務を行っている。


連載

■Insight

国際標準は安全+安心へ
連載 第5回 安全の国際標準の最新動向 −ビジョン・ゼロと協調安全−
執筆/ISO/TC283国内審議委員会委員長
明治大学 名誉教授 向殿 政男

標準と共に生きる時代が来た
連載 第5回 共生社会に役立つ標準がある
執筆/ISO/TC314 & IEC SyC AAL 国内委員会委員長/Head of delegates
東洋大学 名誉教授 山田 肇

新型コロナ禍後のBCMSのあるべき姿とは?
連載 第5回 ISO 22301運用で大事なこと(2)
執筆/ISO/TC292国内委員会SG1委員長
名古屋工業大学大学院 教授 渡辺 研司

■Viewpoint this month

リレー連載 第123回
課題はISO認証の更なる普及・発展と
SDGs等の新たな動きへのISO認証の活用
取材先/日本マネジメントシステム認証機関協議会(JACB) 代表幹事
日本検査キューエイ株式会社 代表取締役社長 菅野 良一 氏

■全体最適経営

5つの視点の因果関係で導く全体最適経営
連載 第5回 JACBのISO認証取得企業に見るBSC的分析
執筆/高橋マネジメント研究所 代表 学校法人桜美林学園 顧問 高橋 義郎

■QCツール

先手管理七つ道具(SE7)でTQM/ISOの融合をはかる
連載 第5回 先手管理七つ道具(SE7)をキーにしたTQM/ISOの融合化
執筆/金子技術士事務所 所長 金子 浩一
早稲田大学 社会科学総合学術院 教授 中島 健一

■カーボンニュートラル

いかにしてカーボンニュートラル対応のQMSを構築・運用するか
連載 第5回 カーボンニュートラルに伴うQMSの提案(2)
  執筆/株式会社 kiipl & nap エグゼクティブ・コンサルタント 野元 伸一郎

■食品安全

HACCP適用から食品安全国際規格へのステップアップ
連載 第5回 HACCP適用から食品安全国際規格へのアプローチ(2)
執筆/一般社団法人食品品質プロフェッショナルズ 会員
株式会社 Food-Safety 代表取締役 矢島 秀章

■SDGs

SDGs推進の6つのポイント
〜未来デザイン、脱プラ、中小企業の取組み、ESG投資、気候変動、コンプライアンス〜
連載 第5回 E気候変動対策では効果を検証し次のアクションを検討せよ
執筆/一般社団法人日本能率協会 地球温暖化対策センター 検証審査員
超え環境ビジネス株式会社 代表取締役 冨澤 昌雄

■マンガ

マンガで学ぶ ISO 9001
連載 第11回 マネジメントレビュー
執筆/株式会社グローバルテクノ・国際システム審査株式会社 代表取締役 砂川 清榮


And more

目次
WOW! 日本品質管理学会が「TQMの指針」を発行
WOW! AIAGのQMSソフトウェア「CTS」は360ドル/年と格安
編集後記/次号予告/広告目次 etc.