アイソス 特集 読者への回答 MSによる課題解決 [2022年10月号(9月10日発売)299号]

販売価格: 1,980円(税込)

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アイソスには【雑誌版】と【デジタル版】があります。【雑誌版】とは、通常の紙媒体による雑誌のことです。 【デジタル版】とは、ブラウザー上で読むことができる電子雑誌のことで、アイソス2016年10月号から発行しています。 Fujisanでは【雑誌版】と【デジタル版】の単品販売を、Amazonでは【雑誌版】の単品販売を行っています。


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特集 読者への回答 MSによる課題解決(26-53P)

アイソスでは、2022年4月号の折り込みチラシ並びにウェブにて読者アンケート調査を実施、その調査結果から読者がマネジメントシステムに対してどのような課題を抱えているかが見えてきました。そこで、読者から寄せられた課題を、(1)ルールの課題、(2)全員参加の課題、(3)内部監査の課題、(4)トップの課題、(5)仕組み不全の課題、の5つに分類し、それぞれの課題に対する回答をコンサルタントあるいは企業のMS担当の方々にお願いしました。

Part 1  ルールの課題

Part 1では、読者から寄せられたルールに関する下記の課題を取り上げ、その問題点と対応策を提⽰します。本稿では、山上裕司氏(イノベイション 代表取締役)が時代に関わらず守るべきファンダメンタルなルール論を、ジェームズ・ラミレス氏(クリーンランゲージファシリテーター)がルールについての米国での議論を、北村弘氏(日本電気 環境・品質統括部)がAI事例をふまえた組織のルール化をそれぞれ紹介しています。
■ルールの課題
・ もともと当社はルール順守意識が希薄である。
・ 決めたルールを守ってくれない。

執筆/山上 裕司 (やまがみ ゆうじ)
株式会社イノベイション 代表取締役事
1962年生まれ。ハイテク商社やIT系米国ベンチャー企業、建設業などの業態を経験後、マネジメントシステムコンサルティングを提供する株式会社イノベイションを設立。マネジメントシステム支援において、“システムより人を先におく”という考えのもと、ヒューマンスキル研修や話し合いの支援をするファシリテーションサービスを、ISOに取り組む企業に馴染む形で提供している。『中小企業に役立つ人と組織を活かすISO9000 − ISOへのヒューマンアプローチ』(日本規格協会)、『進化する品質経営−事業の持続的成功を目指して』(日科技連出版社)他共著。


執筆/ジェームズ・ラミレス (James Ramirez)
クリーンランゲージファシリテーター
原子力安全、是正処置プログラム開発、重傷・死亡事故調査(SIF)の権威。1976年に米国海軍の原子力発電プログラムでキャリアをスタート。その後、パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック社(PG&E)で原子力事業、放射線管理、ガス配給、企業の安全組織などで管理職を務めた後、企業の安全チームの管理、監督、指導を行い、クリーンランゲージインタビューの手法を用いてSIF調査プログラムとチームを立ち上げ、現在に至る。MBA取得。クリーンランゲージファシリテーターの資格を持ち、全米精神障害者連合(NAMI)のナショナル・トレーナーも務めている。


執筆/北村 弘 (きたむら ひろむ)
日本電気株式会社 環境・品質統括部(TQM推進)エバンジェリスト(AI・QMS・法務)
コーポレイト品推として全社のDX品質保証、AI品質保証、TQM、品質人財育成や産学連携AI共同研究に従事。日本最大のAIコミュニティCDLEでAIリーガルグループリーダーを担う。ISO/IEC JTC1/SC42国内専門委員会(人工知能)/WG1(基礎的標準)小委員会エキスパート。IRCA「ジャパン」メンバーズサポーターとして、CQIのQuality 4.0の開発に貢献している。ISO/TC176(品質マネジメント&品質保証)国内審議委員会 委員、情報通信ネットワーク産業協会QMS委員会委員、イノベイション主催Clean Language勉強会メンバー他。


Part 2 全員参加の課題

Part 2では、読者から寄せられた全員参加に関する下記の課題を取り上げ、その問題点と対応策を提⽰します。執筆いただいたのは、『TQMの基本』(⽇科技連出版社)、『企業の持続的発展を⽀える⼈材育成』(⽇本規格協会)等の著作があり、TQM と⼈材育成に造詣の深い村川賢司⽒(村川技術⼠事務所所⻑)です。
■全員参加の課題
・ 認証取得して20 年になるが、いまだに社員に客先要求や規格要求が周知されていない。
・ 組織の上位メンバーは知識を得る機会が準備できているが、末端社員の知識不⾜への対応は不⼗分である。

執筆/村川 賢司 (むらかわ けんじ)
村川技術士事務所 所長
1976年東京工業大学社会開発工学専攻修士。同年前田建設工業(株)入社。TQC推進室長、品質保証室長、総合企画部部長等を務め、2008年同社顧問(2019年退任)。2011年村川技術士事務所開設、現在に至る。現在、 (一財)日本科学技術連盟評議員、(株)マネジメントシステム評価センター運営委員会、標準化と品質管理全国大会実行委員会等の委員を務める。共著に『TQMの基本』(日科技連出版社)、『超ISO企業実践シリーズ』(日本規格協会)、単著にJSQC選書29『企業の持続的発展を支える人材育成』(同)等がある。



Part 3 内部監査の課題

Part 3では、読者から寄せられた内部監査に関する下記の課題を取り上げ、その問題点と対応策を提示します。執筆いただいたのは、日本を代表する第二者監査のエキスパートであり、内部監査について多数の著書がある福丸典芳氏(福丸マネジメントテクノ代表取締役)です。
■内部監査の課題
・ 外部審査や内部監査の指摘事項は蓄積されているが、それが改善に結び付かず、パフォーマンスがなかなか向上しない。
・ 内部監査で有効な質問とは?

執筆/福丸 典芳 (ふくまる のりよし)
有限会社福丸マネジメントテクノ 代表取締役
(有)福丸マネジメントテクノ代表取締役を務め、専門分野はTQM、ISOマネジメントシステムなどであり、コンサルティング業務、講演会・研修会の実施、書籍の執筆など多方面で活躍している。また、外部活動として(一財)日本規格協会品質マネジメントシステム国内委員会の委員及び講師、(一財)日本科学技術連盟講師、(一社)ものづくり日本語検定協会企画委員会委員を歴任している。



Part 4  トップの課題

Part 4では、読者から寄せられたトップに関する下記の課題を取り上げ、その問題点と対応策を提示します。執筆いただいたのは、組織のISO事務局時代に、トップの同意を得て統合マネジメントシステムを構築・運用した実績を持つコンサルタント・畑寛和氏(エイチ・フォー代表取締役)です。
■トップの課題
・ 経営層にISOマネジメントシステムのエッセンスだけでも理解してほしい。
・ トップが認証取得できればよいという考えなので、どうしても審査向けのシステムになってしまう。

執筆/畑 寛和 (はた ひろかず)
株式会社エイチ・フォー 代表取締役
1955年兵庫県生まれ。電気機器製造メーカーに30余年勤務。その間、生産、生産管理、設計・開発、経営管理部門を経験し、品質・環境・労働安全衛生・情報マネジメントシステム事務局責任者として海外工場を含めた4工場・関連5社にまたがる統合管理システムを構築。同社退職後、2005年株式会社エイチ・フォー設立、ISOエキスパートとして、大学・生協・企業等の指導を開始、現在に至る。ISOとBCP・BCMを融合させたシステム構築・指導には定評がある。元国際審査員認証機構(IRCA)委員。ISO 14001主任審査員、ISO 9001/27001/45001/22301審査員補。


Part 5 仕組み不全の課題

Part 5では、読者から寄せられた仕組み不全に関する下記の課題を取り上げ、その問題点と対応策を提⽰します。執筆いただいたのは、電⼦部品製造業においてQMS事務局員として活躍中の⾚穂清隆⽒です。
■仕組み不全の課題
・ 管理職が都度チェック・監視していないと問題が発⽣してしまうし、現場からの改善提案も出てこない。管理職がある程度道筋を⽴ててあげないと現場で改善ができない。
・ 各部署が⾃分達の領域のみでルールや仕組みを作っているため、全体としての役割がとれていない。重複や異なる進め⽅が存在する。

執筆/赤穂 清隆 (あこう きよたか)
NISSHA株式会社 品質統括室 マネージャー
大阪工業大学大学院で経営工学を学び、その後建設・土木コンサルタント、耐火被覆材メーカー、総合情報サービスプロバイダーを経て2008年より現職につく。現職ではQMSおよび改善に関する仕組みの構築・運用に携わっており、ISO 9001、IATF 16949、VDA 6.3、ISO 13485などの認証支援・監査/運用サポートを行っている。QMS/EMS/ISMS審査員補(いずれもJRCA登録)。

Viewpoint this month 桜美林学園がISO 9001認証取得(18-24P)

2022年7月にISO 9001の認証を取得した学校法人桜美林学園の法人本部5部門(総務部、人事部、経理部、情報システム部、施設管理部)を取材しました。小池一夫理事長(写真)をはじめ経営層からは認証取得の経緯と期待される効果について、部門責任者からは課題解決事例の紹介と今後の有効活用について、推進スタッフからは現場での苦労や成果などについて話を伺いました。インタビュアーは高橋義郎氏(桜美林学園顧問)にお願いしました。


NEWS & REPORTS IS0 45002の規格解説(54-57P)

ISO/TC 283(労働安全衛生マネジメント)では、ISO 45001の実施に関する手引のニーズに対応して、ISO 45002(ISO 45001実施の一般指針)の開発が進められており、現在FDIS(最終国際規格案)の段階にあり、年内発行が予定されています。本稿ではISO 45002の規格概要と組織での活用方法について、日本規格協会の横田洸氏と古野毅氏に解説記事を執筆いただきました。

執筆/横田 洸 (よこた ほのか)
一般財団法人日本規格協会 システム系・国際規格開発ユニット 社会システム系規格チーム
一般財団法人日本規格協会システム系・国際規格開発ユニット社会システム系規格チームでESG関連の規格開発に従事及びTC 283国内審議委員会事務局を担当。2020年に日本規格協会に入社、ISO上層委員会報告会を主担当した後、TC 283国内審議委員会の事務局として、PAS 45005及びISO 45006(感染症の予防と管理)を含むISO 45000シリーズ開発に参加、また、ISO 45001の改訂に向けた予備作業グループにも参加している。



執筆/古野 毅 (ふるの たけし)br> 一般財団法人日本規格協会 システム系・国際規格開発ユニット 社会システム系規格チーム
一般財団法人日本規格協会システム系・国際規格開発ユニット社会システム系規格チームでESG関連の規格開発に従事。総合電機メーカーで半導体メモリ製品開発やメモリシステム標準化に従事。2014年に日本規格協会に移り、PC 283国内審議委員会事務局としてISO 45001の開発に従事。TC 283国内審議委員会の事務局として、ISO 45003(職場の精神的な安全衛生の指針)を含むISO 45000シリーズ開発に参加、また、ISO 45001の改訂に向けた予備作業グループにも参加している。

連載


■Insight

ビジネスが変わる・標準が変わる
連載 第1回 エコシステムとプラットフォーム
執筆/一橋大学 商学部 経営管理研究科 教授 江藤 学

ヤンプロ誌面講座 国際エキスパートへのいざない
リレー連載 第1回 「ヤンプロ講座」と交渉の基本
執筆/2022年度ヤンプロ講座講師 ISO/IEC国際交渉スキル担当 山田 肇

社会課題解決のためのルール形成最新動向
連載 第1回 欧州のサステナビリティ情報開示のルール形成
執筆/株式会社オウルズコンサルティンググループ プリンシパル 大久保 明日奈

■QMS

自動車QMSの弱点を克服!
イベント別に課題解決策を提供
連載 第1回 引合い-受注-プロジェクト計画
執筆/株式会社トライザック 代表取締役 塩田 保

ISO 9001認証組織のお悩み相談
-企業のお悩みを改善課題に-
連載 第1回 中小企業のQMS課題克服のポイント
執筆/アイム 代表 伊藤 真由美

中小企業が元気になるQMS
連載 第1回 経営者がリーダーシップを発揮する
執筆/千崎コンサルタント事務所 代表 千崎 敏雄

■SDGs

「企業・事業体向けSDGインパクト基準」のやさしい解説
連載 第1回 SDGsとSDGインパクト基準とは
執筆/KES環境機構 専務理事 長畑 和典

EMSを課題解決のコアに据える
-サステナブルな経営へ
連載 第1回 EMSでSDGsに取り組む
執筆/有限会社洛思社 代表取締役 安達 宏之
(一般財団法人日本規格協会 EMS講師)
 
■食品安全

改めて食品防御・食品偽装を考える
連載 第1回 食品防御と偽装防止を俯瞰する
執筆/一般社団法人食品品質プロフェッショナルズ 代表理事 広田 鉄磨

■適合性評価

日本の社会が良くなるための適合性評価とは?
連載 第1回 適合性評価制度の仕組みと社会的な役割
執筆/JAB契約認定審査員・フリーランス研修講師 鈴木 信吾

■サステナビリティ

サステナビリティ・プラクティショナーを目指す
連載 第1回 サステナビリティの背景、考え方、最近の潮流と企業での対応状況
執筆/CSRアジア 東京事務所 日本代表 赤羽 真紀子

■ISOと少年野球

ISOマネジメントシステム規格は、少年野球にも通じる !?
連載 第1回 私と少年野球とマネジメントシステムのなれそめ
執筆/某少年野球チームのマネジャー 兼 監督 糟谷 征利