アイソス 特集 サステナブルファイナンスの国際標準化 [2022年9月号(8月10日発売)298号]

販売価格: 1,980円(税込)

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特集 サステナブルファイナンスの国際標準化

サステナブルファイナンス(持続可能な社会を実現するための金融)の国際規格化の議論が2018年9月、ISOに新たに設置された技術委員会・TC322(幹事国・英国)のもとでスタートし、現在3つのWGで規格開発が進行しています。

本特集では、Part 1においてサステナブルファイナンスの用語の定義とTC322全体の活動紹介、Part 2では2021年8月にTC322で最初に発行された技術報告書・TR 32220(サステナブルファイナンス−基本概念と主要イニシアチブ)の開発プロセスの論点と主要な記載内容を概説、最後にPart 3では年内にTC322/WG1から発行が予定されているISO 32210(サステナブルファイナンス−原則及びガイダンス)の策定経緯、規格の特徴と概要を解説します。

Viewpoint this month Safety 2.0の認証制度と国際標準化

人・モノ・環境がデジタル情報を通じて連携することで達成される「協調安全」を、日本はIECに提案し、その考え方が2020年にIEC白書“Safety in the future”として発表されました。協調安全の技術的側面を日本では「Safety 2.0」と称し、Safety 2.0適合審査が開始されるとともに、IECにおいてSafety 2.0の国際標準化を目指しています。そこでViewpoint this monthでは、Safety 2.0に関する認証制度開発と国際標準化については、セーフティグローバル推進機構(IGSAP)理事の梶屋俊幸氏に、Safety 2.0の技術的要件と認証制度の仕組みについては日本認証株式会社企画推進担当部長の有山正彦氏から話を聞きました。


NEWS & REPORTS サプライヤー監査事例と理解のポイント

アイソス7月号では、サプライヤー監査で監査員が遭遇する8つの場面を、実話をベースにした演習問題の形で提供しましたが、回答は掲載しませんでした。そこで7月号に掲載した演習問題に対して、監査員として理解すべきポイントと、著者による実際の監査対応を、8月号から10月号まで3回に分けて掲載することになりました。9月号はその2回目。執筆者はIRCA登録QMSプリンシパル審査員の青木明彦氏です。

目次(本文96ページ)


特集 サステナブルファイナンスの国際標準化

Part 1
サステナブルファイナンスの用語の定義とISO/TC322での規格開発動向

執筆/足達 英一郎(あだち えいいちろう)
令和3年度ISO/TC322国内委員会副委員長 株式会社日本総合研究所 常務理事
2003年経済同友会「市場の進化と21世紀の企業」研究会ワーキング・グループメンバーとして「第15回企業白書市場の進化と社会的責任経営」発行に携わる。2005年3月から2009年5月までISO 26000作業部会日本エキスパート。2019年3月からISO/TC322(サステナブルファイナンス)日本エキスパート。2021年1月から金融庁サステナブルファイナンス有識者会議メンバー。著書に「環境経営入門」「SDGsの先へ ステークホルダー資本主義」など。


Part 2
TC322の最初の発行文書 TR 32220 基本概念と主要イニシアチブ規格の概要

執筆/工藤 拓毅 (くどう ひろき)
ISO/TC322国内委員会委員 エキスパート 一般財団法人日本エネルギー経済研究所 理事 電力・新エネルギーユニット担任
1991年筑波大学大学院環境科学研究科修了(学術修士)、同年(財)日本エネルギー経済研究所入所。1997年Resources for the Future客員研究員。1999年(財)日本エネルギー経済研究所総合研究部環境グループマネージャー。2015年同所グリーンエネルギー認証センター・センター長。2018年から現職。ISO/TC207/SC7国内委員会委員長。令和3年度産業標準化事業表彰経済産業大臣表彰受賞。

執筆/伊藤 晴祥(いとう はるよし)
ISO/TC322国内委員会委員 エキスパート 青山学院大学大学院国際マネジメント研究科 国際マネジメント専攻・国際マネジメントサイエンス専攻(併任)准教授
学位:博士(国際経営学)(ハワイ大学)、博士(政策・メディア)(慶應義塾大学)。専門分野はファイナンス、リスクマネジメント、リアルオプション、経営学。イトックス株式会社代表取締役。ISO/TC207環境ファイナンス関連規格検討委員会委員/エキスパート。ISO/TC322(サステナブルファイナンス)国内委員会委員/エキスパート。サステナブルファイナンスに関する論文多数。


Part 3
FDIS段階に入ったサステナブルファイナンスのスタンダード : ISO 32210

執筆/富田 基史(とみた もとし)
ISO/TC322 国内委員会委員 エキスパート 一般財団法人電力中央研究所 サステナブルシステム研究本部(兼)社会経済研究所 主任研究員 
2011年4月電力中央研究所に入所。環境アセスメントや生物多様性保全に関する調査研究に従事した後、電力会社への出向を経て、現在は気候変動政策やサステナブルファイナンスに関する調査研究に従事。ISO/TC322及びISO/TC292エキスパート。博士(農学)。


NEWS & REPORTS

サプライヤー監査事例(実話)の演習問題と
理解のポイント及び著者の監査対応(その2)

執筆/青木 明彦 (あおき あきひこ)
IRCA登録 QMSプリンシパル審査員
電機メーカーの製造工場で製品の品質保証業務を担当。1996年本社品質本部でグループ会社全体のISO総合事務局を担当。2001年大手認証機関に出向してISO第三者審査を経験。2004年本社に戻り付加価値の高い内部監査の改革を担当。2015年グループ販売会社でQMS導入の支援を担当。ISO 9001規格を導入して構築したQMSが、経営ツールとして利用できる方法、経営トップが関与する内部監査に改善する方法など、事業活動とQMSを融合させる活動に取り組む。2019年これまでのQMSの知見の集大成として著書『ISOは実行』を出版。


連載

■Insight

国際標準は安全+安心へ
連載 第6回(最終回) 国際標準の動きは安全から健康・ウェルビーイングへ
執筆/ISO/TC283国内審議委員会委員長
明治大学 名誉教授 向殿 政男

標準と共に生きる時代が来た
連載 第6回(最終回) 新しい標準が次々生まれている
執筆/ISO/TC314 & IEC SyC AAL 国内委員会委員長/Head of delegates
東洋大学 名誉教授 山田 肇

新型コロナ禍後のBCMSのあるべき姿とは?
第6回(最終回) 多様化・複合化するこれからの災害を乗り越えるために
〜日頃からの戦略的な柔軟性の積上げを〜
執筆/ISO/TC292国内委員会SG1委員長
名古屋工業大学大学院 教授 渡辺 研司

■Viewpoint this month

リレー連載 第124回
協調安全(Safety 2.0)の審査実績を積み
IECヘの国際標準化提案を目指す
取材先/一般社団法人セーフティグローバル推進機構(IGSAP) 理事 梶屋 俊幸 氏
日本認証株式会社 企画推進担当部長 セーフティアセッサ 有山 正彦 氏

■全体最適経営

5つの視点の因果関係で導く全体最適経営
連載 第6回(最終回) ISOマネジメントシステム利活用の2つの事例
執筆/高橋マネジメント研究所 代表 学校法人桜美林学園 顧問 高橋 義郎

■QCツール

先手管理七つ道具(SE7)でTQM/ISOの融合をはかる
連載 第6回(最終回)  (まとめ) SDGs対応を含めた総合品質管理とISO、今後の課題
執筆/金子技術士事務所 所長 金子 浩一
早稲田大学 社会科学総合学術院 教授 中島 健一

■カーボンニュートラル

いかにしてカーボンニュートラル対応のQMSを構築・運用するか
連載 第6回(最終回) カーボンニュートラルを効果的にビジネスに展開するために
  執筆/株式会社 kiipl & nap エグゼクティブ・コンサルタント 野元 伸一郎

■食品安全

HACCP適用から食品安全国際規格へのステップアップ
連載 第6回(最終回) 日本の食品業界における今後の課題
執筆/一般社団法人食品品質プロフェッショナルズ 代表理事 広田 鉄磨

■SDGs

SDGs推進の6つのポイント
〜未来デザイン、脱プラ、中小企業の取組み、ESG投資、気候変動、コンプライアンス〜
連載 第6回(最終回) SDGsと環境コンプライアンス
環境法規制を「攻め」と「守り」の両方からとらえよ
執筆/一般社団法人日本能率協会 ISO研修事業部 主任講師
馬目技術士事務所 代表 馬目 詩乃

■マンガ

マンガで学ぶ ISO 9001
連載第12回(最終回) 改善
執筆/株式会社グローバルテクノ・国際システム審査株式会社 代表取締役 砂川 清榮


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